AmiXconvバージョン4と2次元データ
◆AmiXconvバージョン4の概要
AmiXconvバージョン4は地形図から出力されるポストスクリプト(ピクセルデータ)を基に、
DXF図面を構築するものです。線データはポリライン、注記データはテキストまたは線分、地図記号は
ポイントまたは線分に変換されます。
AmiXconvバージョン4で変換されたデータの座標数値は、単位がメートルの座標数値と、縮尺
指定された数値のいずれも可能です。単位がメートルの場合は、図面に即して言えば、1メートルが1ミリ
つまり常に縮尺1:1000の図面となります。
◆AmiXconvバージョン4で2次元データは自由自在
AmiXconvバージョン4で構築されるDXF図面は、「古典的な」フォーマットのため、
AutoCADをはじめ、殆どのCADに使用できます。(MS_DOS版のJW_CADでも使用可能)
レイヤは「国土基本図図式」あるいは「公共測量作業規定」に対応したレイヤ分けとなっています。
注記は「テキスト」のままでも、また「ストローク線分列」としても選択変換できます。注記を移動したい
場合は前者、背景データとして使用したい場合は後者が便利です。
同様に、シンボルデータも「点データ」として、また「ストローク線分列」として選択変換できます。
既に地図記号を持っている場合は前者、地図記号の定義データがなく背景データとして使用したい場合は
後者が便利です。
AmiXconvバージョン4は地図が回転している場合も回転後の座標で変換できるため、道路や鉄道に
沿った地図データを図面にする時に、特に便利になっています。
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